最も一般的なグレードで流通量も最多。
着る。集める。
ジャージーの王道。
一般ファンへの販売を主目的とした量産品であり、基本的にはプロ選手が公式戦で着用することはない。
レプリカ
用途は様々。
近年はサッカーのファンだけでなく、アーティストや著名人の着用から影響を受けたファッション通の層にも普段着と定着してきました。
もちろん軽く速乾性も高いため、特に夏場には海や川、その他アウトドアでも重宝します。
最終的には就寝時やDIY時など、自宅でも大活躍。
最もコストパフォーマンスの高いクラスです。
丈夫。
プロの実戦を想定した機能性よりも、繰り返しの着用、洗濯を考慮した耐久性の高さも魅力の一つ。
もちろん部活での練習やフットサル用としてもオススメの安心設計。
ただし...
近年のモデルはスポンサー部分がラバー素材で圧着されているこが多く、特に洗濯時や折り畳んでの長期保管はマーキング部分と同様に注意が必要です。
豊富な商品展開。
贔屓チームやお気に入り選手ではなく、様々なチームのブランク(マーキング無し)だけを収集するコレクターも多く存在する。
王道でありジャージー界のスタンダード。
ホーム用だけでなく、アウェイ用や3rd、中には4thモデルまで幅広く展開されるチームもあるため、全種類コンプリートを目指すコレクターにとってはそれが悩みの種になることも。
もちろんお部屋のインテリアとしても手軽に飾って楽しめます。
抜群の機能性。
サプライヤー各社の威信を掛けた戦いとも言える技術の結晶。毎年のように新たな素材が開発され、他種目のジャージーに採用される事も珍しくありません。
多かれ少なかれ一般販売用にアレンジは加えられていますが、素材や縫製方法は『選手用』に近い上位クラスです。
レプリカより高額ではありますが、その価値は確か。
上質な大人の楽しみです。
取り扱い注意。
近年、プロの世界(選手用)は軽量化が加速し、生地は薄く、伸縮性に富んだモデルが主流になりました。
製法がほぼ同じのオーセンティックは、やはり耐久性は悩みどころの一つ。
引っ張ったり、強い圧力がかかると、破れたり縫い目が避けたりする可能性はレプリカより高くなります。
伸縮性が高いほどスポンサーやマーキング等のラバー素材とは相性が悪く、ラバー素材側が耐え切れず割れてしまうケースもよくあります。
洗濯や折り畳んでの保管時は、特にラバー部分の取り扱いに十分ご注意ください。
『飾る』に最適。
『選手用』の箔とは意味合いが異なりますが、一般販売用だからこそのメリットもあります。
それはジャージー本体に圧着するオプション・パーツにあります。
実はプロの公式戦でも用務員による手作業でゲーム前に圧着されることが多く、マーキングの位置や袖のパッチ類がズレていることも多々あります。特にパッチの位置は選手によってバラバラだったり…。
これが一般販売用は各販売店等の管理下で正確な位置に圧着、加工されていたりするのです。
珠玉のアイテム。
レプリカはもちろんですが、オーセンティックも一般販売用であるからには、世界中である程度のロット数が生産されます。
一方『選手用』は、小売店の正規ルートには流通しないため絶対数が少なく、本来は出会う機会すらない『幻』のジャージー。
ジャージー道を極めた生粋のコレクターが血眼になって世界中を探し回る希少品です。
一見の価値あり。
中にはレプリカやオーセンティックとの比較すら出来ないモデルもあります。
例えば…
・小規模クラブ
・アウェイ用
・長袖
等々、一般販売されることのないジャージーは、『選手用』でしか見れるチャンスはありません。
そして家宝に。
もし幸運にも入手できる機会に巡り合えたら、ぜひ大切に額装してその魅力をご堪能ください。
贔屓のチーム、思い入れのある選手、好きなデザインのジャージー、一枚でも十分です。
これさえあれば人生が豊かになる。
そう断言できるほどの魅力が宿る逸品です。